カテキンの過剰摂取は体に良くない?心配される副作用について

茶畑

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はじめに

カテキンはお茶に含まれていて、身体にとても良い効果がある事で知られています。

ただ最近は、過剰摂取することで副作用がある事も報告されています。

一体、どんな副作用があるのでしょうか?ここでは、カテキンの過剰摂取による副作用について解説していきます。

カテキンとは?

カテキンはだれもが一度は聞いた事がある、強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。そして、お茶にも含まれている苦味「タンニン」の素となっている成分です。

茶葉は製造過程の中で、酸化酵素の働きでカテキンが変化し、色が変わっていきます。そのため、ウーロン茶や紅茶の色が赤に近いのです。

しかし緑茶の場合は、酸化酵素の活性を止めて製造されるため、ほとんど酸化を起こさないのです。

この事から、カテキンは物質の変化を起こしやすく、緑茶に含まれるカテキンはほとんど酸化していない事が分かります。

カテキンの効果について

1. 殺菌作用

食中毒の原因菌には色々な種類があります。茶カテキンにはサルモネラ菌や黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌などを殺菌する効果があります。

また、感染力の強い О – 157に対しても、普通に飲まれている緑茶よりも少ない濃度(4分の1)での殺菌効果がある事も分かっています。

他にもカテキンには、細菌の細胞を壊して殺菌する作用と、細菌やウィルスから出る、毒素を無効にさせる解毒効果もあります。

2. 抗ウィルス作用・免疫力向上

カテキンには、ウィルスの動きを鈍くする働きと、ウィルスの増殖を防ぐ抗ウィルス作用があることが確認されています。

更に、カテキンは免疫力改善にも優れているため、お茶でうがいをする事でインフルエンザの予防にも繋がります。

3. 生活習慣病の予防

生活習慣病の代表的な病気には、高血圧や糖尿病に脂質異常症などがあります。これらの病気を改善させる働きが、茶カテキンには含まれています。

  • 高血圧・・・カテキンには、血圧を上げる酵素の働きを抑制する効果があります。その結果、血圧の上昇を抑えることができ高血圧の予防につながります。
  • 糖尿病・・・カテキンには、糖質の消化吸収を遅くする働きがあります。それにより、ブドウ糖が血液中に吸収されるのが遅くなり血糖値の上昇を抑えられます。
  • 脂質異常症・・・カテキンは、脂肪を燃焼させる酵素の働きを活発にさせます。そのため身体のエネルギー消費量が増え、脂肪をつきにくくします。
以上のことからカテキンは、最近注目を集めているメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防や改善に効果があると言われています。

カテキンが多く含まれる飲料と摂取量の目安は?

カテキンが多く含まれる飲み物として、以下のようなものがあります。

  • 煎茶
  • 番茶
  • 緑茶
  • ほうじ茶
  • 赤ワイン
  • コーヒー
  • ココア
 お好みでお選びいただき、上手にカテキンを摂取しましょう。

カテキンの摂取量に明確なものはありませんが、おおよそ1日に1000mgと言われています。

お茶一杯で約100mgのカテキンが含まれているので、それを考えると1日10位が目安となります。

過剰摂取により考えられる副作用

カテキンは身体に良いですが、お茶にはカフェインも含まれています。カテキンを摂取しようと、お茶を大量に飲むと同時にカフェインも摂取してしまいます。

カフェインの摂り過ぎは下痢や不眠症、イライラなどの原因になる事もあります。また、利尿作用で脱水症状を起こす場合もあります。

カフェインは、適度な摂取なら副作用もありませんが、一回の摂取量が250~300mgを超えると、人によっては、過剰摂取で副作用が出る可能性もあります。

緑茶150mlに含まれるカフェインは、約30mg程です。これを目安に適量を心がけて下さい。

 

また、カナダ、フランス、スペインでは高濃度の茶カテキンで肝機能障害を起こす等の症例が報告されています。

この原因は、欧州では高濃度茶カテキンをサプリメントから摂る事が多いので、お茶で摂るよりも多くの量を過剰摂取する事になり、肝機能障害を起こしたとされています。

そして、お茶にはタンニンも含まれています。タンニンとはポリフェノールやカテキンが酸化したものです。これには、鉄分の吸収を低下させる働きがあるので、過剰摂取で鉄不足になり貧血になる事もあるので気をつけましょう。

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まとめ

いかがでしたか?カテキンの過剰摂取による副作用について解説いたしました。

カテキンは必要以上の量を摂らなければ、身体にとても良いものです。健康のために、過剰摂取には気を付けて適量を守るようにして下さいね。

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