赤ちゃんがでべそだった場合はどう対処したらいい?

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赤ちゃんがでべそだったら?

赤ちゃんが生まれるのは、とても嬉しいことですよね。でも、生まれたばかりの赤ちゃんの「おへそ」が飛び出していたら…

きっと、親なら誰でも驚くと思います。「もしかすると、悪い病気ではないか?」と不安になることもあると思います。

しかし、赤ちゃんの「おへそ」が飛び出していても、そこまで心配する必要はありません。「でべそ」の赤ちゃんは意外と多くいます。

ただ、その事実が知られていないだけなのです。ここでは、赤ちゃんが「でべそ」だった場合の対処法をご紹介します。

でべその赤ちゃんは珍しくない

日本小児外科学会によると

生後間もなくへその緒が取れた後に、おへそがとびだしてくる状態を臍(さい)ヘルニアと呼びます。

このヘルニアは、5~10人に一人の割合でみられ、生後3ヶ月ころまで大きくなり、ひどくなる場合は直径が3cm以上にもなることがあります。

しかし、ほとんどのヘルニアはおなかの筋肉が発育してくる1歳頃までに自然に治ります。

引用元:日本小児外科学会

こちらのデータでは、「でべそ」の赤ちゃんは「5~10人に1人」とされています。

しかも、生後3ヶ月くらいまでは、「でべそ」が大きくなるとも表現されています。そして、「でべそ」が大きい場合には「直径3センチ以上」になることもあるそうです。

つまり、割合で言えば、およそ10~20%の赤ちゃんは「でべそ」なのです。そう考えると、赤ちゃんの「でべそ」も特別に珍しい物ではないと言えますよね。

でべそは2種類ある

簡単に「でべそ」と言っていますが、実は2種類あることをご存知でしょうか?

一般的には「臍(さい)ヘルニア」と「臍突出症(さいとっしゅつしょう)」をまとめて、「でべそ」と呼んでいます。

臍ヘルニア

この臍ヘルニアは、赤ちゃんのおなかに力がかかった時に「臍輪(さいりん=腹筋のすき間)」から腸が飛び出してしまうことにより、赤ちゃんのおへそが飛び出して見える状態を表現します。赤ちゃんがいきんだり、泣いたりする時に起こりやすいと言えます。

赤ちゃんの時は、体がまだできあがっていない状態です。そのため、おなかの筋肉も大人の状態とは異なり、すき間がある状態なのです。

臍突出症(さいとっしゅつしょう)

赤ちゃんは、胎内では臍帯(さいたい=へその緒)によって母体とつながっています。生まれた後に臍帯は切断されることになりますが、通常は臍帯を切断すると、その部分が窪む(くぼむ)ことになります。

しかし、窪みができずに、その部分が突出してしまうと臍突出症と呼ばれる状態になります。臍ヘルニアとの大きな違いは、臍突出症が皮膚のみである点です。

臍ヘルニアは腸が飛び出している状態ですが、臍突出症では臍帯を切断した部分が、盛り上がるような形で突出しているだけです。その内部には腸はありません。

赤ちゃんのでべそはどっちが多い?

赤ちゃんでも、臍ヘルニアと臍突出症のどちらもあると言えます。しかし、赤ちゃんの「でべそ」という場合には、ほとんどは「臍ヘルニア」のことを指します。

上記の通り「臍輪(さいりん)」は、へその緒があった部分です。普通はへその緒が取れた後には臍輪も徐々に小さくなり、やがて腹筋によってすき間がなくなるようにくっついてしまいます。

 

しかし、これが上手く閉じない場合、ちょっとした圧力で臍輪から腸が飛び出すことになります。その状態を「でべそ」と呼んでいるので、赤ちゃんの「でべそ」はこちらであると言えます。

もちろん、「でべそ」の中には腸があるので、赤ちゃんの「でべそ」に触ってみると柔らかい感触があります。

そして、腸ですから、グジュッとした感覚を伴って、おなかの中に戻すこともできます。ただし、再びおなかに力がかかると、腸が飛び出すことになります。

でべそは危ない?

皮膚のすぐ下に腸があると聞けば、どうしても不安になりますよね。例えば、「破れたらどうしよう」などと思うはずです。

大きくなれば直径3センチになることもあるのですから、かなりの大きさですよね。

それでも、それが弾けるようなこともなければ、破れるという症状もないので、必要以上に不安になることはありません。

でべその対処法は?

「でべそ」の対処法はあるのでしょうか?まず知っておきたいことは「おなかの筋肉が発達する1歳を目安に治癒する」と言うことです。

ほとんどのケースで自然と治ることが分かっているので、赤ちゃんがむやみに触らないような対策をとるだけでも良いでしょう。

一般的には経過観察ですが、赤ちゃんが触るようであれば、医師に相談してみましょう。

医師が医療用の紙テープなどを用いて、触らないようにしてくれる場合もあります。

自然治癒しない時は?

ほとんどのケースで、何もしなくても自然に治ってしまうのが赤ちゃんの「でべそ」です。しかし、中には自然に治らないこともあり、その場合には、手術が必要になることもあります。

例えば、1、2歳を目安にして、ヘルニアがそのままであるようならば、手術を検討する必要があるでしょう。

また、ヘルニアが治っていても、臍ヘルニアの名残として皮膚がたるんでしまっている場合などもあります。

そのような場合には手術をすることもあります。しかし、赤ちゃんの症状によって異なるため、こちらは小児科医に相談して手術するかどうかを決めましょう。

まとめ

いかがでしたか?赤ちゃんが「でべそ」だった場合の対処法をご紹介しました。

赤ちゃんの「でべそ」はほとんどが「臍ヘルニア」という状態です。しかも、おなかの筋肉が発達する頃には治っている場合が多いです。

ただし、どうしても治らない場合や、見た目を気にする場合には外科手術、美容外科手術などの手段もあるので、必要以上に不安にならないようにしましょう。

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