骨折の可能性もある?危険な突き指の種類と4つの対処法

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多くの人が経験のある突き指

ちょっとした弾みで突き指をした経験はありませんか?子どもの頃には、学校の体育の時間に突き指をした方も多いと思います。

実は、突き指は「後遺症が出るおそれのある」ケガの一つと言えますが、多くの方が突き指を経験している為、自己流の対処法をしてしまいます。

しかし、突き指は間違った対処法をしてしまうと、かえって悪化させてしまう恐れもあります。ここでは、危険な突き指の種類と4つの対処法をご紹介します。

突き指とは?

一般的に、突き指は「指のじん帯が断裂してしまう」状態のことを言います。また、指の関節に不要の力がかかることにより、捻挫・打撲した場合にも突き指と呼ばれます。

ほかに脱臼や骨折なども突き指と勘違いすることが多く、その症状は様々と言えます。つまり、突き指は指のケガの総称であり、症状はケガをした時の状況によって異なります。

多くの方は「内出血を伴って指が腫れた状態」を突き指と呼んでいます。この場合も症状は様々で、病院で診察したら骨折していたというケースもあります。

骨折を放置してしまうと、骨が変な形にくっついてしまうこともあるため、自己流の対処法は大変危険です。そのため、突き指だからと軽く考えずに、正しい対処法を行うようにしましょう。

危険な突き指がある

骨折以外にも危険な突き指があります。

  • 爪下血腫
  • じん帯損傷
  • 掌側板損傷
  • マレットフィンガー

1. 爪下血腫(そうかけっしゅ)

指先などをぶつけた時に、爪が変色することがあります。これは爪の下で内出血が起こっている場合に出る症状です。

特に、黒や紫色に変色している場合は、この爪下血腫と思って間違いないでしょう。内出血の症状によっては、出血が爪を圧迫することによって痛みが出ます。

この場合は病院で「血を抜く」ことにより、痛みを和らげることが出来ます。自分で対処するよりも早いので、病院を受診しましょう。

2. じん帯損傷

じん帯は体中にあり、骨をつないでいます。指には「側副じん帯」があり、突き指の場合にはこのじん帯を損傷することがあります。

関節とは違う方向に力が加わることで、側副じん帯を損傷すると、関節に痛みが出ます。

また、関節部位がひどく腫れることもあります。いずれにしても、ひどい腫れがある、関節部分が痛むという症状があれば、じん帯損傷を疑って病院を受診しましょう。

3. 掌側板損傷(しょうそくばんそんしょう)

指の関節には「掌側板」という軟骨があります。通常は指が反対方向へ反らないようにするストッパーの役目をしていますが、無理な力がかかった場合に損傷することがあります。

体育の球技などの際に起こることが多く、痛みがあっても骨折しないケースもあるため、応急処置のみで放置されることがあります。

実際には病院で治療を受けなければ、指の動きが悪くなる恐れがあるので、必ず病院へ行きましょう。

4. マレットフィンガー

マレットフィンガーも球技の際に起こることが多いです。症状は、指先が木槌(マレット)のような形に曲がります。

小指などに多く、指先が変に曲がった状態で元のように伸ばせなくなります。原因は、腱断裂、腱がある骨のはく離骨折が考えられます。

痛みが少ないケースもあり、放置すると指が戻らなくなる恐れがあります。いずれにしても、病院で適切な治療を受けることが大切です。

適切な対処法の基本はRICE処置

スポーツメディカルの分野では、ケガをした際の応急処置として「RICE処置」という対処法が行われています。

これは突き指の際にも当てはまる対処法なので、こちらを参考にするのが良いでしょう。

昔は突き指した部分を引っ張る方法がありましたが、逆効果なので絶対にやめましょう。

このRICE処置は、それぞれの処置の頭文字を取っています。

  • Rest(安静)
  • Ice(アイス・冷却)
  • Compression(圧迫)
  • Elevation(挙上・上にする)

この4つの処置を基本にして、突き指に対処していきます。

1. Rest(安静)

最も大切なことは、ケガをした状態で運動などを続けないことです。ケガをすると、体はそのケガを治す機能を働かせます。

つまり、運動などをやめて安静にすることにより、このケガを治す修復作用が順調に行われるようになります。

また、日常生活の中でも必要以上にケガをした部位を使わないようにしましょう。使うことで、回復が遅れてしまいます。

2. Ice(アイス・冷却)

患部を冷やすことが大切です。突き指では、内出血を伴って患部が腫れることもあります。その場合、冷やすことで腫れを抑えることができます。

また、患部の内出血も冷やすことで出血量を抑制することができます。つまり、冷やすことで、腫れと内出血を抑えて悪化を防ぐことができます。

また、湿布による冷却は即効性があるとは言えないため、応急処置の際には「氷」や「冷却材」などを使って冷やすようにしましょう。

3. Compression(圧迫)

内出血を伴う突き指の場合には、テーピングによる固定が有効です。患部をテーピングで十分に固定することによって、血流が止まるので内出血を抑えることができます。

また、テーピングなどで固定する方法は、患部を使わないようにするため、修復も早めてくれます。

4. Elevation(挙上・上にする)

突き指をした方の腕を上にすることで、血流が活発化しないようにします。それにより、内出血による腫れを効果的に抑えることができます。

一般的には心臓よりも高くすることが良いとされており、実際に心臓よりも高く保つことで腫れを抑える効果が得られます。

応急処置の段階でこのようにすることで、患部の悪化を防ぐことが出来ます。患部にテーピングを巻いて、三角巾などで腕を吊っておくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?これまで突き指の4つの対処法をご紹介しました。

たとえ突き指であっても、中には危険なものもあります。放置することで後遺症が出てしまう恐れもありますので

突き指くらいと甘く考えず、応急処置の後は病院を受診して、しっかりとした治療を受けましょう。

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