高山病は山登り初心者の落とし穴?その症状と5つの予防法

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登山の初心者が気をつけたい事

一年を通して行える趣味の一つに登山があります。山に登ることは運動としても最適ですし、キレイな風景を見れば心地良いですよね。しかし、登山の初心者は高山病のことを忘れがちです。

例えば、世界遺産になった富士山に登る方も多くいますが、富士登山の初心者は高山病になる方も少なくありません。

ここでは「初心者が気をつけたい高山病の症状と5つの予防法」をご紹介します。

高山病とは?

高山病という言葉は知っていても、その詳細を知らない方も少なくありません。そこで、まずは高山病について学んでおきましょう。

高山病は、主に低酸素濃度となる高地で起こる体の異変を言います。症状には個人差がありますが、多くの方が起こしてしまう症状には「疲労感」「頭痛」「眠気」「ふらつき」「吐き気」などがあります。

高地でこのような症状に見舞われた場合、高山病を疑うようにしましょう。また、同じ高地に足を運んでも、高山病になる人とならない人がいます。これは個人差、体質の差と言えます。

参考データでは、標高2500mの高地に移動した場合、その「4分の1」の方に高山病と思われる症状が出るとされています。標高4000mになると更に増え、約半数の方に症状が出るとされています。

高山病の原因

高山病の原因としては「低酸素濃度の高地」という点が挙げられます。つまり高地に登ることにより、周りの空気が薄くなり、その結果、体に取り込まれる酸素量が減少します。

体内に取り込まれる酸素が減少することで、人間は様々な変調をきたします。これが高山病です。要するに「酸欠が原因」で、その症状は初心者に限らないということも覚えておきましょう。

また、酸欠が原因なので、この原因を取り除けば症状は回復します。実際に登山中に高山病になった方が、すぐに下山したことで高山病から回復したというケースも多いです。

高山病の症状が出ても、登山用の酸素ボンベ(酸素缶)で酸素を補給すれば、一時的な症状の改善が可能な場合もあります。初心者が登山する場合には「酸素ボンベ」を用意しておくことも大切です。

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高山病になりやすい状況

高山病は酸素不足が原因です。そのため、初心者だけが高山病になる訳ではありません。

登山に慣れていても、コンディションなどによっては高山病になることもあります。そこで、高山病になりやすい状況を把握しておきましょう。

体質

まずは「体質」があります。いくら体調を万全にしていても、なりやすい体質の人は高山病になってしまう事があります。

これは標高に順応できるかどうかなので、仕方がありません。ある程度は訓練で解消できますが、簡単には変えられないと言います。

睡眠不足

十分な睡眠が取れていないと高山病になることがあります。初心者に限らず、登山の際には睡眠を十分に取りましょう。睡眠時無呼吸症候群の人は注意が必要でしょう。

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運動不足

日ごろから運動をしていれば、高地でも息切れしにくくなり、体が酸素を取り入れやすくなります。

一方で運動不足の人はすぐに息が上がってしまい、十分な酸素を取り込めなくなることがあります。その点にも注意しておきましょう。

初心者が気をつけたい高山病の5つの予防法

高山病は、周りの酸素が少ない状況の中でも活動できる体作りによって予防することができます。

また、高地に順応しやすい体にするための訓練も良いと言えます。しかし、初心者が注意したいのはそれ以外にもあります。

それを高山病の5つの予防法としてご紹介します。

1. 高地に順応させる

登山をする中で、一定の高さに達したところで少しずつ体を順応させていくことが大切です。

適切な標高ごとに休憩するなどすれば、その標高に体が慣れます。富士登山であれば、五合目までは車で行くことも多いので、そこで急に登山を始めずに体を順応させる時間を作ります。

標高に体を順応させることにより、高山病になりにくくなります。そのため、初心者が実践したい予防法と言えます。

2. ペースを守る

自分のペースを守ることが、高山病の予防法になります。登山をする場合、複数人で登る方も多いと思います。

そこで、同行者とペースを合わせて登ることも考えられます。しかし、無理をすると高山病になりやすくなります。

同行者のペースが早ければ、ペースを落としてもらうなどして「自分のペースを崩さない」ようにしましょう。

また、登山計画も無理をしなくて済むように考えておきます。ペースで無理をしてしまうと疲労が蓄積して高山病になりやすくなります。

3. 登ることばかりを考えない

登山では、どうしても登ることに執着してしまいます。そのため、頂上を見据えて、ドンドンと登ってしまう方がいます。

実は、これが初心者が最も陥りやすい状況とも言えます。登ることばかりを考えると、どうしても呼吸の速度が早くなります。

 

これでは十分な酸素が取り込めません。そこで、周りの景色を楽しむなどして、時折「深呼吸」をするようにしましょう。

深呼吸をすることで、酸素濃度が低い場所でも酸素を取り込みやすくなります。

その結果、高山病になりにくくなります。そのため、呼吸を整えつつ進むことが予防法になります。

4. 水分補給を怠らない

高山病の予防法では、水分補給をすることが考えられます。登山に限らず、水分補給は重要です。

水分が不足すると血液の濃度も濃くなります。血流も悪くなってしまうため、体中に酸素が行き渡りにくくなります。

そのため、初心者は登山中に「水分補給」をする時間を設けておきましょう。飲みすぎは良くないですが、必要な水分は補給しましょう。

目安は、体重が60kgであれば、1時間に約300mlの補給が必要とされています。参考にして下さい。

5. 血圧や血管に影響する物の摂取を控える

高地では「血圧が上昇」します。これは酸素濃度が低いために、十分な酸素を全身に行き渡らせようとする体の機能です。

そのため、血圧や血管に影響がある物を摂取すると、この機能が十分に働かなくなります。

具体的には「タバコ」や「アルコール類」があります。タバコを吸うことで、タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させます。

 

これにより、血圧が上昇します。高地の血圧上昇効果と一緒になれば、体に悪影響を及ぼすことが考えられます。

また、アルコール類は血圧を上昇させると言えます。こちらもタバコと同様で、体に悪影響が出ることが懸念されます。

いずれにしても、血圧が上昇する上に、血管が収縮してしまうと、体が十分に酸素を取り込めなくなります。高山病の予防法としては、このような物は控えることが大切です。

まとめ

登山の初心者に限らず、ここで紹介した高山病の予防法を実践することをおすすめします。

自分に自信があっても、コンディションによっては高山病になるケースもあります。十分に注意して、万全な体調で登山に臨みましょう。

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