テレビを見る際には注意!光過敏性発作の症状と予防法

ピカチュウ

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30代以上はよく知る光過敏性発作

最近はスマホでもゲームをすることができます。しかし、ゲームなどをする時には「光過敏性発作」に注意が必要ということをご存知でしょうか?

実は、光過敏性発作は20年くらい前にメディアで大きく取り上げられました。そのため、30代以上の方はほとんどが知っていると言えます。

正確な日付は1997年12月16日、 現在でも人気の高い「ポケットモンスターのアニメ」を見ていた子供たちが、痙攣(けいれん)や頭痛、吐き気などを訴える事件がありました。

「ポケモンショック」と言えば有名ですよね。その原因となったのが、光過敏性発作です。最近では知らない方も多いので、ここでは光過敏性発作の症状と予防法についてご紹介します。

光過敏性発作による問題

光過敏性発作が認知され始めたのは、強い光を人工的に創り出せるようになってからになります。そのため、20世紀の半ば以降と考えれば良いでしょう。

この光過敏性発作は、ゲームやテレビ、映画など、光を刺激として発することができる物であれば、媒体を問わずに起こっています。

日本では「ポケモンショック」をきっかけにして広く認知されましたが、実際にはこの数ヶ月前にNHKのアニメでも同じような症状を起こした子供がいました。

この時点で十分な対策を講じていれば、「ポケモンショック」はなかったとも言われています。

この事件を機に、現在では様々な改善策を講じているため、一部の放送局を除き、下記のようなアニメ放送時のテロップ挿入が行われています。
  • テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見てください
  • テレビを見るときは部屋を明るくして離れてみてね(子供向け)

しかし、それでも万全とは言えず、2015年にもアニメを見ていた視聴者が同様の症状を起こしたという報告もあります。

いずれにしても、様々な対策も十分とは言えないため、個人でも予防法を知っておいた方が良いでしょう。

光を発するピカチュウ

光過敏性発作の原因は?

原因となるのは「強い光」による刺激です。視界の中で強い光の明滅(めいめつ)が繰り返されることで、その刺激により脳が興奮状態に陥ってしまいます。

脳が興奮すれば、正常な判断はできなくなります。その結果、様々な体の異常を引き起こしてしまいます。

また、規則的なパターンが視界に入った場合でも同じような症状が出ることがあります。そのため、現在のテレビ業界では様々なガイドラインを作って、光過敏性発作が起こらないようにしています。

例えば、テレビ東京(ポケットモンスターの放送局)のガイドラインを見ると、次のような記載があります。

  • 10フレーム(1/3秒)以内に1回を超える光の点滅は避ける。
  • 10フレーム(1/3秒)以内に1回を超える急激なカットチェンジ、急速に変化する映像も避ける。
  • 赤単色による点滅、カットチェンジを避ける。
  • 輝度差(きどさ)のある規則的なパターン「縞模様(しまもよう)や渦巻き等」は避ける。
このようなガイドラインが設定してあります。そのため、ある程度は安心してテレビを見ることができると言えますが、これで十分とは言い切れない面もあります。

参照元:テレビ東京HP アニメ番組等の映像効果に関する製作ガイドライン

光過敏性発作にはどんな症状があるの?

光過敏性発作の症状はいくつかあります。

人によって症状が異なりますが、ポケモンショックの際に多くの子供が訴えた症状を参考にしてみましょう。
  • 痙攣(けいれん)
  • 頭痛
  • 失神
  • 意識混濁(いしきこんだく)
  • 吐き気
  • めまい

 

このような症状が記録として残っています。その他にも、気分が悪いと訴える子供や、体の不調を訴えた子供などが多くいました。救急車で搬送された子供もいたので、やはり十分な注意が必要と言えるでしょう。

光過敏性発作の症状が出るのは、子供だけではありません。大人でも刺激を受けると、同じ症状が出る場合があります。

特に大人の場合は、スマホなどで全く配慮されていない動画を見ることもできますし、パソコンや情報端末で強い光による刺激が多い「オンラインゲーム」をすることもできます。

その点では、子供より注意が必要と言えるのかも知れません。そのため、大人でも以下の予防法を実践しておきましょう。

光過敏性発作の予防法

ピカチュウの標識

現在、テレビアニメの際には「明るい場所でテレビから離れてみるように」促すテロップが流れます。これは、明るい場所でテレビから離れて視聴することで、光過敏性発作を抑制することができるという、専門家の意見を参考にして取り入れられています。

そのため、テレビやアニメを見る時には、そのような予防法を実践すれば良いでしょう。また、ゲームの際もできるだけ画面から離れてプレイするようにします。スマホの画面やPC画面も同様に、可能な限り離れるようにしましょう。

光過敏性発作は「視野を占める刺激の割合」が引き金になると言われています。画面に近ければ、それだけ視野の中にある刺激の割合は多くなりますし、画面から離れることで割合を減らすことができます。

まとめ

光過敏性発作は、アニメやゲームだけではなく、フラッシュが多用される報道番組でも起こる危険性があります。

そのため、テレビからは常に離れておくのが良いでしょう。一般的には3mと言われていますが、部屋が狭い場合には「できるだけ離れる」を心がけると良いですよ。

大人も子供も光過敏性発作の症状が出ることがあるので、テレビを見る時や、スマホやパソコンを使う時には、部屋の明るさや画面との距離に十分に注意しましょうね。

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