夜道がよく見えないのは夜盲症?原因とその症状とは

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はじめに

夜道を歩いていると、街灯が少ない道に入った途端に真っ暗で全然前が見えない……そんな症状があったら、夜盲症の可能性があります。

歩きでも不安になりますが、これが車の運転だと、事故を起こしかねません。心当たりのある方は、ぜひこのコラムを読んでみて下さい。

夜盲症の症状

夜盲症(いわゆる鳥目)は暗い所での視力が著しく低下し、目が見えなくなる病気です。

この夜盲症は、先天性と後天性の2種類に分けられます。先天性の夜盲症は、幼い頃からその症状が見られますが、いまだはっきりとした原因は分かっていません。

最近、夜になると目が見えなくなったという方は間違いなく後天性でしょう。今回は後天性の夜盲症について解説いたします。

一般的な夜盲症

通常、夜の暗い景色の中でも人間の目はある程度順応できます。暗くてもわずかな光があればだんだん景色が見えるようになるのです。

ところが夜盲症になると、暗い景色に順応できず、ずっと真っ暗なままで見えてしまうのです。

網脈絡膜炎(もうみゃくらくまくえん)

目の中でも後ろの方に位置する網膜(もうまく)と脈絡膜(みゃくらくまく)が炎症を起こした状態です。

夜盲症の症状の他には視力低下、まぶしさ、そして黒い小さなゴミのようなものが飛んで見える飛蚊症(ひぶんしょう)の症状が出ることがあります。

目の中で何か動いている?飛蚊症の症状と4つの原因

2016.08.15

後天性夜盲症の原因

後天性の夜盲症の場合、原因はビタミンA の不足でしょう。

人間の目が暗闇に順応するのは、網膜にあるロドプシンという物質が光を伝えるからです。このロドプシンを体内で合成するにはビタミンA が必要になります。

ビタミンA が不足すると、ロドプシンも減ってしまい、わずかな光を伝えることがてきなくなってしまいます。

網脈絡膜炎の場合は、原因として細菌、ウィルス、真菌などの感染や、免疫反応が挙げられます。原因によって治療法も異なるので、専門医の診断が必要になります。

治療法は?

一般的な夜盲症は、ビタミンA の不足を補うことで改善します。鶏レバー、ホタルイカやすじこ、卵などに多く含まれます。ビタミンA は摂りすぎると過剰症になりますので注意しましょう。

しかし原因が網脈絡膜炎であった場合は、自分で治療するのは難しくなります。治療は軽度なら点眼薬になりますが、炎症の程度が酷い時はステロイド注射や点滴、内服薬が処方されます。

眼球(がんきゅう)の硝子体(しょうしたい)に濁りがあったり、黄斑(おうはん)が腫れている場合は、手術をすることもあります。

まとめ

夜盲症は現代になり、食生活が改善されるにつれて、数が減ってきました。しかし、最近は不景気もあって必要な栄養素が不足している方も急増しています。

夕方から急に視力が落ちた、目が霞(かす)む、などの症状が出た場合は、早めに眼科に行きましょう。

夜盲症に特効薬はありません。少しでも早く栄養状態を改善すること、原因となる網膜、脈絡膜の腫れを抑えることが重要です。

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