外部環境を味方に!PEST分析で戦略的マーケティング

マーケティング

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この記事の所要時間: 451

はじめに

最近、驚くほどニッチなサービスを行うベンチャー企業や、個人でアイディアを盛り込んだ、画期的ビジネスをはじめる方が増えてきました。情報が容易に手に入る時代で、新しいビジネスもはじめやすい世の中になっていますね。

しかし、新しくビジネスを始めようとするとき、「いいアイディアだ!きっと売れるだろう!」という根拠のない展開をするのは得策ではありません。

初心者こそ、マーケティングのフレームワークを活用することをオススメします。フレームワークでトレンドを分析することで、消費者ニーズに応えるサービスを確立し、着実なビジネス展開を目指したいものです。

 

今回は、そんなマーケティングフレームワークのひとつ、PEST分析について、初心者にもわかりやすい解説をします。

解説を読んで理解が深まったら、実際に自分が描いているビジネス、はたまた現在の仕事をモデルにして、PEST分析を実践してみて下さいね。

マーケティングって何から始めたらいいの?

マーケティングと一言で言っても、個人で解釈の仕方が違ったり、業界によって勝手が違うこともあったりとその実態はわかりづらいもの。

ですので、ここでは「マーケティングとは売るための仕組みづくり」と、簡単に考えておきましょう。マーケティングを行うとき、まず最初にするべき事が、マーケティング環境の分析です。

とりわけ、前向きな事業展開をするときは「今の流行は何か」を的確に捉えられる視点が必要です。

 

流行、つまり「トレンド」を抑えなければ、消費者ニーズに応えられず、顧客を掴めないことは勿論、常にトレンドを意識していないと、顧客離れの要因になることもあります。

例えば、変わらないことが魅力のひとつである伝統工芸も、伝統を守るためにと頑なになり、時代に置いていかれ、廃れてしまう勿体ない文化や商品があります。

情報発信の方法や販路、商品展開において、トレンドを取り入れて、どんどん今の時代にマッチする方向を探るべきです。

古典的な技やモノほど、今の時代には新鮮に映ります。守るためには、形を少しずつ変えてでも、衰退を避けなければいけません。

PEST分析とは何か

さて、マーケティングについてはなんとなくでも、ご理解頂けましたでしょうか?ここからは、本題のPEST分析について解説します。

よく、「PEST分析とはマクロ環境を分析する手法」という解説がなされていますが、これだけでは、ピンとこない方も居るのではないでしょうか。

もっと噛み砕いて言うと、政治や社会の動向などの外部環境を4つに絞って、自社が受ける影響を分析することです。

この分析結果をもとに、時代にマッチしたマーケティング戦略を展開することができます。

マクロ環境とは

マクロ環境とは、企業などの組織がコントロールができない外部環境のことです。

人口や経済(景気や所得水準)、社会(文化、価値観、行動パターン)、技術、政治や自然環境などです。

PEST分析では、このうちの政治・経済・社会・技術の4つに絞って、マクロ環境(外的環境)を分析します。

PEST分析で見直すマクロ環境

  • 政治・・・法律、条例、政府(政権)など
  • 経済・・・景気、所得水準など
  • 社会・・・文化、価値観、行動パターン、流行など
  • 技術・・・通信技術、IT技術、バイオテクノロジーなど

この4つの要素が、企業にどう関わってくるのかを分析するのです。

ベンチャー企業の例でわかるPEST分析

例えば、人口10万人規模の農村も含む地域で、新規事業をはじめようとしているベンチャー企業があるとします。

そのベンチャー企業が「観光ビジネスを展開する場合」を想定し、下記のようにPEST分析をしてみます。

  • 政治・・・新事業展開に関する補助金制度が今年度も継続している
  • 経済・・・現在は低金利、円高の流れ
  • 社会・・・2020年に東京オリンピックが開催される、民泊ブーム
  • 技術・・・古民家再生の技術、DIYのノウハウが豊富など

上記はほんの一例で、もっと多くの外的環境が具体的にあげられると、展開できる戦略の幅がより広がるでしょう。

さて、上記の例で事業展開を考えたとき、どんな戦略が思いつきますか?周辺の古民家、または中古住宅を買取り、外国人向けのゲストハウスをつくる。

ロングステイをメインとした体験型プランで、ここでしか出来ない田舎ビジネスを展開する。このようなアイディアが浮かびます。

 

PEST分析であがった通り、まず、助成金の制度を利用し、ビジネスのスタートを充実させることができます。さらに、低金利のため、古民家などの不動産を購入するハードルも低くなります。

また、最近では個人でDIYを趣味とする人が増え、ノウハウや情報も豊富にあるので、単価の高い熟練のプロに依頼せずとも、コストを抑えたリフォームができます。

このように、PEST分析でわかった外部環境を味方につけ、新ビジネスのアイデアを広げていくことができます。

まとめ

ここまで、マーケティングにおけるマクロ環境を分析する「PEST分析」について解説して参りましたが、いかがでしたか?

PEST分析を活用すれば、トレンドを把握し、時代にマッチしたアイディアを広げていけるのです。

組織であれば、PEST分析をみんなと共有することで、更に豊富なアイディアが生まれるのではないでしょうか。

みなさんも、「ビジネスのアイデアを、もっと確実なものにしたい」、「今の仕事をもっと前進させたい」という時、是非「PEST分析」を活用してみて下さい。

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