誰でも発症する恐れのある病気【PTSD】の症状と治療法

悩む男性

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この記事の所要時間: 445

知っているようで知らないPTSD

近年は、ニュースなどでも取り上げられることが増えてきた「PTSD」ですが、詳しく知らないという方が多いのではないでしょうか?

ニュースでやっていても「何となく」聞き流してしまう人もいますし、PTSDなのに全く自覚していない人までいます。

PTSDは誰でも発症する恐れのある病気です。ここではPTSDの症状と治療法について、くわしく解説していきます。

PTSDとは?

PTSDは、英語の「Post Traumatic Stress Disorder」の頭文字を取って「PTSD」と呼んでいます。また、日本語では「心的外傷後ストレス障害」と訳されています。

一般的には、生命の危機に直面するような状況に追い込まれた時、そこで受けた強い精神的な衝撃によって引き起こされます。

 

例えば、大きな自然災害などに巻きこまれた時の体験から、その時の精神的なダメージが後々まで残ってしまうような場合です。

つまり、その時の体験を思い出して、安全な場所にいても様々な症状が出てしまう状態です。

もしも、何か辛い体験や怖い体験をした後に、いつまでもその体験に苦しめられるようなことがあれば、それはPTSDであると言えるでしょう。

どんな症状があるの?

主な3つの症状

  • 回避
  • 再体験症状
  • 過覚醒
上記に当てはまるような症状があれば、何らかの体験が原因となり、PTSDになっているかも知れません。

PTSDの症状を詳しく

では、この3つの症状について、くわしく解説していきます。

回避

PTSDの原因となる体験をした場所を「回避する(避ける)」ようになります。また、その状況を避けるように行動することもこちらに当てはまります。

例えば、事件や事故に巻き込まれて、命の危機に瀕した場所に行けなくなるということがあります。それが公園であれば、公園に足を運べなくなるという事です。

ただし、無関係の場所を避けることもあるため、特定の場所を避ければ良いとも言えません。また、状況については、雨の日に体験した場合には、雨の日に外出ができなくなる事もあります。

人によっては、その時の感情を避けるあまり、感覚がマヒするという症状が出ることも。いずれにしても、PTSDの原因となった体験を、思い出すことを避けていると言えるでしょう。

再体験症状

ふとした瞬間に、PTSDの原因となった体験を思い出してしまい、まるでその体験を再び体験するかのようにイメージしてしまうことを言います。

中には、イメージの中で再体験してしまう人もいます。記憶には、感情だけでなく音やニオイも含まれています。

そのため、映像や音、時にはニオイをきっかけにして、記憶を思い出す場合もあります。いわゆるフラッシュバックもこちらの範疇(はんちゅう)に入ると言えます。

過感覚

眠れなくなったり、イライラしたりするだけでなく、常に周りを警戒することから体の緊張状態が継続してしまいます。そのため、いつも周りのことが気になり、不快感を持ってしまいます。

その他の症状は?

  • 感情が不安定(急に泣く、いきなり怒り出すなど)
  • 不眠
  • 悪夢にうなされる
  • 体調不良(頭痛、吐き気など)
他にも、いくつかの症状がありますが、反応は人によってさまざまです。

あまりPTSDと思われないような症状もありますが、このような症状が続く場合には、PTSDを疑う方が良いでしょう。

PTSDを放置すると?

PTSDになっていても、全く気づいていない人も少なくありません。台風や地震などの自然災害も多いので、少なからずPTSDになっている人はいます。

特に子どもはPTSDであっても、それを説明できないこともあります。そのため、親が十分に注意してあげることが大切です。

また、大人であっても、PTSDを放置した結果、薬物やアルコール依存に発展することもあります。しかし、PTSDの治療を行っていれば、このような依存症になることはありません。

したがって、PTSDの症状が長引くようであれば、早急に専門医の治療を受けるようにしましょう。

PTSDの治療法は?

PTSDの治療には、いくつかの方法があります。

持続エクスポージャー療法

PTSDの原因となった体験をわざと思い出してみたり、回避してきた記憶を呼び覚ますためのきっかけを与えて、原因となる体験の状態に持っていく治療方法です。

目的は、その記憶を思い出しても安全であると自分で感じることです。感じることで、その体験を克服していくというイメージです。

一般的には専門家の立ち合いが必要な治療方法で、個人の勝手な判断で行うのは危険です。個人で勝手に行った場合、症状が悪化することもあるため、注意が必要です。

薬物療法

PTSDの症状を軽くするために、抗不安薬や抗うつ薬などを投与します。また、その症状に合わせた投薬を行うことになります。

こちらは専門医の判断によりますので、まずは専門機関を受診しましょう。

まとめ

いかがでしたか?PTSDの症状と治療法について、解説して参りました。精神的なストレスには個人差があり、同じ体験をしても、全員がPTSDになるとは限りません。

全員がPTSDになっていないから、自分も問題ないとは考えず、少しでも思い当たる症状がありましたら、専門医に相談してみましょう。

早期に治療を始めれば、それだけ苦痛を感じる時間は短くなりますよ。

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