やせすぎは危険?【るいそう】の症状と原因について

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はじめに

「流行の洋服をカッコ良く着こなしたい」「ファッションモデルのような体型になりたい」

女性なら誰もが思うのは当然のことでしょう。綺麗にやせる為に、日々努力しているという方も多いのではないでしょうか?

そんな時に、短期間で体重がぐっと落ちるととても嬉しいですよね。

 

でも、ダイエットが成功して体重が減ったのなら良いですが、それが「るいそう」によるものなら喜んでばかりもいられません。

ここでは、急激に体重が減り痩せすぎた状態「るいそう」について解説していきます。

るいそうとは?

漢字では「羸痩」と書きます。難しいですよね。一般的にはひらがなで表記されます。 「るいそう」は標準体重より20%の減少があった 場合のことを指します。

そして、これには何かの病気が潜んでいる可能性もあります。また、 過去6ヶ月以内に、標準体重から10%以上の減少があった 時も問題とされています。

健康診断でよく知られる指標 BMI( Body Mass Index)ですが、この数値が18.5以下の時にも「るいそう」と診断されます。

ちなみにこの BMIですが、標準値は22で、これが統計上もっとも病気になりにくいとされています。

BMIは次の式から求めることが出来ます。

BMI= 体重(kg)÷{ 身長(m)×  身長(m)}

るいそうの症状は?

「るいそう」は体が栄養失調または、低栄養の状態になっています。つまり、体の機能を維持するための、必要な栄養素が足りていません。

また「るいそう」は脂肪だけが減っているのではなく、筋肉など脂肪以外の組織も減少していきます。

「るいそう」になると次のような症状があらわれます。

1. 体の冷え

脂肪は熱の伝わる速さが遅いので、体温保持などの保温作用を持っています。

しかし、るいそうで脂肪が少ないと、保温する事が出来なくなり、外気温の変化に伴い体温が変化しやすくなります。

特に体の末端、手や足の先などに冷えを感じやすくなります。

2. 免疫力の低下

栄養が足りない事からくる、低アルブミン血症になり、病原菌など異物と戦うリンパ球の数が少なくなる事で免疫機能が低下します。

また、この状態の時には傷も治りにくくなっています。これはアルブミンが足りていないので皮膚がむくんでしまう為です。アルブミン不足は、抗生剤などの効果が出にくくなるとも言われています。

ほかにも、重症化すると心臓が小さくなり、血圧も低くなって肝不全や腎不全、心不全を引き起こす事もありますので注意が必要です。

3. 貧血

「るいそう」になると貧血などの合併症を起こす場合もあります。ダイエットの食事制限などにより、鉄分の摂取が不足すると起こりやすくなります。

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考えられる原因は?

年齢や性別によって、原因はさまざまです。

1. 若い女性の場合

これは、ダイエットがきっかけになることが多いです。健康のための適度な減量なら良いですが、過度なダイエットは痩せすぎの原因にもなります。

本人が、痩せたことを成功したと勘違いをしてさらに進めると、最終的には食事を受け入れる事が出来なくなり「拒食症」になる場合もあります。

そうなった時には、精神的な治療も必要になります。

2. 高齢者の場合

加齢からくる体の不調などから、栄養を摂取できなくなり「るいそう」になる場合があります。

3. 薬の影響

高血圧の薬や、心不全の薬、がんの治療に使われる薬には食欲をなくす作用があります。他にも、吐き気などを起こす薬もあり、このような事が原因で生じる場合もあります。

るいそうと診断されたら?

治療にあたっては、医師が患者と会話をする中で状況を診断し、原因を探っていきます。

ほかに、血液検査でのアルブミン値の測定や、身体検査やレントゲン等の検査をして原因を調べていきます。

以上のことを元に、食事での栄養摂取や、チューブ・点滴による栄養補給、薬を使うなどして適切な治療が進められていきます。

まとめ

いかがでしたか?「るいそう」について解説してまいりました。

短期間に、体重が極端に減るのはとても危険なことです。

「るいそう」にはさまざまな原因がありますが、モノが豊富にある今の時代では、ダイエットによる影響が大きいと言えるでしょう。

ダイエットも良いですが、ご自身の体を第一に考え、健康的に行って下さいね。

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