何が違うの?立ちくらみと貧血の違い

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立ちくらみと貧血を区別しよう

誰かがフラッとして倒れた時には、すぐに「立ちくらみ」や「貧血」と思いますよね?

でもこの「立ちくらみ」と「貧血」には大きな違いがあるのです。

今回は、混同されがちな「立ちくらみ」と「貧血」について解説していきます。

立ちくらみって、どんな症状?

立ちくらみは、文字通り「立つ」ときに起こる症状の一つです。

これは、立ち上がるときに、脳に十分な血液が送られないために「目の前がくらむ(暗くなる)」症状です。つまり、立ち上がるときにしか起こらないのです。

また、立ちくらみは一時的な症状であり、脳へ十分な血液が送られることで改善します。

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そのため、立ちくらみが起きたときに、そのまま少しじっとしていれば、症状は改善します。その後も大きな影響はありません。

一般的には「起立性低血圧」などの呼称もあり、多くは血液が体の下の方へ下がってしまうために起こります。

つまり、病気でなくても起こりますし、立ち上がる前の状態によっても異なります。

貧血って、どんな症状?

貧血は「血が貧する」と書くように、血液中に存在する「赤血球」や「ヘモグロビン」が不足してしまうことで起こります。

ヘモグロビンは酸素の運搬に欠かせない物質です。不足すると、体の各部位に酸素が十分に運ばれなくなってしまいます。そのため、体が酸素不足に陥り、意識を失ってしまうのです。

貧血の場合、貧血が原因で立ちくらみを起こすこともありますし、横になった状態でも貧血の症状が改善する訳ではありません。この点が、立ちくらみとは大きく違います。

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貧血にはいくつかの種類がある?

貧血にはいくつかの種類があります。これも、立ちくらみとは違う点です。

主な種類は

  • 鉄欠乏性貧血
  • 悪性貧血
  • 再生不良性貧血

になります。

他にもいくつかありますが、気をつけておきたい貧血はこれくらいです。それぞれの貧血がどのような症状なのか、それぞれを順に解説しましょう。

鉄欠乏性貧血って?

鉄欠乏性貧血は、最も注意しておきたい貧血です。特に立ちくらみの原因となることも多いため、頻繁に立ちくらみを起こすようであれば、鉄欠乏性貧血を疑ってみましょう。

鉄欠乏性貧血とは、文字通り「鉄分の不足」が原因で起こります。鉄分が不足してしまう原因は人によって違いますが、一番大きな原因は「食事」です。

食事制限により鉄分が不足することもありますし、外食などを継続することで鉄分が不足することもあります。また、女性の場合は「生理」や「妊娠・出産」が大きな原因となります。

まれに「ガン」が原因となることもあるため、立ちくらみなどが頻繁にあれば、医療機関を受診することが良いでしょう。

悪性貧血って?

悪性貧血の原因は「ビタミンB12」や「葉酸」の不足が原因です。症状は立ちくらみ、息切れ、めまいなどがあります。立ちくらみなどは鉄欠乏性貧血と同じですが、原因が異なります。

主な原因としては「偏食」や「暴飲」です。葉酸は通常でも摂取が難しい栄養なので、偏食を続けてしまうと、すぐに不足してしまいます。

また、妊娠中には葉酸不足に陥りやすく、妊娠中に上記のような症状が出た場合には、この悪性貧血を疑いましょう。

再生不良性貧血って?

鉄欠乏性貧血や悪性貧血は、食生活を改善するだけでも症状によっては改善すると考えられます。しかし、こちらの再生不良性貧血は難しいと言えます。

簡単に説明すると「血液の再生機能が衰える病気」と言えます。遺伝的な要因が大きく疑われており、医療機関で早期に治療することが最善です。

家族の中に同様の病気の方がいれば、こちらの再生不良性貧血を疑いましょう。

まとめ

立ちくらみは、一時的な症状で病気でなくても起こります。一方、貧血の中には治療が必要な症状も多くあります。

立ちくらみと貧血の違いは「対処が必要かどうか」と言えます。ただし、立ちくらみも頻繁に起こるようであれば、貧血が疑われます。

いずれにしても、医療機関で検査を受けておく方が良いでしょう。

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